MESSAGE FROM MAKOTO!!

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October 25, 2008

MESSAGE FROM MAKOTO!!


ただいまー。
今、カスタム・カルチャー・ハングアラウンドから戻りました。
自宅に戻りメールをチェックすると、マコトから完売という偉業を
成し遂げた事に対する感想文が届いてました。
まずはそれを、原文のままご紹介したいと思います。
以下の通りです。



完売の朗報を聞き、とても嬉しく思います。

僕自信も7年振りのアメリカでのソロショーということで、作品製
作中も心地よい緊張感とプレッシャーを感じながらも楽しむことが
できました。
ショーのオープニングにもたくさんの方に御来場いただき、またそ
の方たちと直接ふれ合うことが出来てとても有意義な時間を過ごす
ことができました。
ショーを見に来てくれたお客さんたちに「素晴らしい作品を見せて
くれてありがとう!」と言われた時には、感無量でした。
そのような言葉を掛けてもらっただけでも僕の中でのこのショーは
大成功でしたが、さらにそれらのすべての作品が気に入っていただ
いた方々の手に渡るということになり、アーティスト冥利に尽きま
す。

これも偏に、ショーを見に足を運んでいただいた方々、アメリカを
はじめ海外のファンの方々、常に応援をしていただいている日本の
ファンの方々、このショーの為にギャラリーを提供してくれたガソ
リンのマーク、テイラー、ガソリンのスタッフ、また当日いろいろ
とお手伝いをしてくれた方々、常日頃からそばでサポートをしてく
れている家族、そして何よりこのショーを企画してくれた吉井さん
のおかげです。
このショーに関わったすべての人達に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
これからも、みなさんに喜んでいただける作品創りをしていきたい
と思いますので、今後ともよろしくお願い致します。

MAKOTO


とまぁ、こんな感じです。
下の記事にも書きましたが、37点という作品を作るのも大変な事
ですが、それを

す・べ・て

完売させるというのは、まさに並大抵の事ではありません!!
だって、それらの作品は、お客さんに頼まれて描いたものではない
のですから・・・。

ピンストライパーに限らず、アーティストという仕事を職業、生業
にしている人たちは、それ「だけ」で食って行かなくてはなりませ
んから、通常はほとんどの人たちがお客さんたちからなんらかしら
の注文を受けて、それで収入を得ています。
もちろん、オーダーが入った時点で、それはお客さんの手元に行く
事は決定していて、それと同時に収入も約束されます。
例えば、クルマへのピンストライプしかり、Tシャツデザインしか
り、すべてお客さんがいる以上は、最初から売れる事が決まってい
る作品なのです。

しかーし、アートショーへの出展というのは、そういったお客さん
が最初からいる作品とは違い、良くも悪くもアーティストの好きな
ように作る、そして描く事ができるものです。
という事は、それが売れるかどうかなんていうのは、フタを開けて
みるまでわからない事なのです。
だからこそアーティストたちは、期待と不安の入り交じった複雑な
心境の中で、誰しもがショーのオープニングを迎える事となります。
それは何も、日本人のアーティストに限った事ではなく、アメリカ
人だろうが、フランス人だろうが、国とかまったく関係なく、ショ
ーのオープニングの時は、みな同じ心境なのです。

あっ、すいません・・・。一つだけお断りさせていただきますね。
よく、作品はいっさい販売はせずに、「見てもらうだけ」っていう、
特に日本にありがちな、マスターベーションのようなアートショー
「もどき」がありますが、そういった行為は、ワタシが今ここで言
うアートショーとはまったくの別物ですからね!!
ワタシが言うアートショーというのは、すべての作品にきちんと値
段がついてて、売れても売れなくても自分の実力を思い知る、そう
いう一切「逃げ」のないアートショーの事を言ってますので、あし
からず。


話はちょっとそれましたが、とにかくそういった売れるか売れない
か、もっと言ってしまえば、オープニングレセプションに人が来て
くれるかどうかなんてわからない事に対して、一生懸命時間をそそ
ぎ、全身全霊をかけて作品作りを出す。
しかもそれは、普段の仕事の合間にですよ。
そうやって忙しいさなかに、37点もの作品を作り出しただけでも、
すごい事なのに、それをぜーーーーんぶ売り切ってしまうんですか
ら、いやはや気持ちがいいじゃありませんか!!
まさに、あっぱれです。
そして、MAKE HISTORYですよね。

いやー、こうなって来ると、これからのマコトの活躍がさらに楽し
みですよね。
ワタシも、マコトに今度はどんな高いハードルを用意しようかと、
今からすでにもう考え始めています(笑)
でもそれって、一つ一つ実績を作って来た人にしか与えられない特
権ですからね。
マコトにはこれから、そういったプレッシャーもどんどんと楽しん
でいただきたいと思います。

マコトファンのみなさん。
どうかこれからも、マコトの活躍に期待をしていただきつつ、さら
に叱咤激励もお願いいたします。

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