GO GO NASH!番外編

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TOTAL DIFFERENT!


本日、ザ・プッシー・ワゴンがパンプキン・サリーさんより戻って
きました。
それは、エンジン・マウントとミッション・マウントを交換しても
らうという作業をしてもらったからです。

タイトルにも書きましたが、いやーーーーー全然違う!!!!!!
何が違うかって、マウント類を交換する前と後では、ドライブフィ
ールが全然違います。
特にミッション・マウントは、ワタシのクルマの場合かなりの負担
がかかっている場所らしく、新品と比べるとこんなにも違いました。
IMG_5400.jpg
左が新品のミッション・マウント。右は、ちょっと前までワタシの
クルマについていた、へたった古い物です。
IMG_5411.jpg
こちらは、エンジン・マウント。

以前交換してもらったのが、ちょうど日本一周をした時の2006
年8月末でしたから、2年ちょっと使っていたのですね。
2年前に、これらのマウントを交換してもらった時もだいぶクルマ
の調子が違かったのは覚えていたのですが、改めて今日ザ・プッシ
ー・ワゴンに乗ってもうシフターをドライブに入れた時に、全然感
覚が違う事に気づきました。
まぁそれほど、こんなマウントでも違うんですよね。

最近では、ガソリンもすっかりと安くなった事だし、またこれから
来年も、快適なドライブを楽しんでいきたいと思います。
佐藤さん、ありがとうございました。

REBUILT FOR FRONT END


現在入院中の、ワタシのザ・プッシー・ワゴン。
IMG_3617.jpg
何が原因で入院中なのかというと・・・。
フロントエンドの、やり直しのためにパンプキン・サリーに預けて
いるのです。
IMG_0261.jpg
事の発端は、アメリカにてこの純正NOSのキングピンが手に入った
事からでした。(NOS=New Old Stockの省略文字で、
当時物の新品の事を言う。日本では、デッド・ストックという言葉が
一般的だが、これは和製英語。日本人の古着屋を相手に商売している、
アメリカ人以外にはまず通じない言葉なのである)

あれはちょうど、リアアクスルが折れる直前だから、7月の末にたま
たまグーグルで「NASH PARTS」と検索したところ、一軒のイリノイ
州にあるパーツ屋のホームページを発見したのです。
そのホームページには、「当社は40年代から70年代までの、ナッ
シュ、AMCのパーツを2万点以上ストックしている、パーツ屋です」
といううたい文句が書かれていて、「ほんとかよ?」と思ったワタシ
は、駄目もとで「1955年ナッシュ・ランブラーのキングピンとか、
ブッシュ類を探しています」とメールをしたのです。
すると、ワタシが探していたパーツはすべて「ありますよ」という返
事が来たのです。

いやー・・・アメリカは、ある意味アフリカのジャングル以上に、オ
ールドアメリカン好きにとっては、奥が深いですよー・・・。
なんせ、今から53年も前の、メーカーもつぶれてなくなってしまっ
たナッシュのパーツ、しかもそれは足回りのパーツが、サラっと出て
くるんですからねー・・・。
もちろんあるなら、「いただきましょう」という事になり、先月渡米
した際にイリノイからカリフォルニアに送ってもらい、その後は自分
で日本まで持って帰って来たのです。

そして現在、上の写真にあるキングピンやら、アッパー&ロワーアー
ムなどをリビルトしてもらっているのです。
いやー、今まで相当ガタが来てましたからねー。
特にモーターを、V8に換装してからは、重いモーターのため足回り
に負担をかけて、振動や音などもかなりひどくなっていたのです。
そんな中、ちょうどタイミング良く、NOSのキングピンを手に入れ
る事ができたため、リビルトする事にしたのです。

きのう様子を見に行くと、佐藤さんが旋盤を使いなにやら創っていま
した。
何を創っているのか聞くと、「ザ・プッシー・ワゴンに使うための、
ブッシュ類を創ってるんです」というお答え。
なんでも、シリコンの筒状の素材を手に入れ、それを旋盤で削りだし
て、ブッシュを創っていたのです。
IMG_3588.jpg
作業中の佐藤さん。
IMG_3591.jpg
削られているシリコン棒。ちょっと、わかりづらいですよね。
下の写真だとどうですか?
IMG_3619.jpg
上の薄い黄色の筒状の棒が、旋盤にセットされていたシリコン棒です。
で、その下の中央と右に写っているのが、削って創られたブッシュ。
左の濃い黄色のものは、今まではまっていた、くたびれたブッシュ。
と言っても、このくたびれたブッシュも、今から10年ほど前に日本
で交換してもらったものなのです。ベースは、エナジー・サスペンシ
ョンのブッシュです。

それにしても、佐藤さんは本当にすごいですよねー。
こんな棒状の物を削って、ブッシュを創っていっちゃうんですから。
ほんと、感心を通り越して、鬼リスペクトです。

このように、現在着々とフロントエンドのリビルト作業は進行中です。
早く、リビルトされたフロントエンドの、ザ・プッシー・ワゴンに乗
ってみたいです。
今まで、高速道路のつなぎ目のギャップを超える時など、けっこうハ
ンドルに振動が来てたのですが、おそらくそういった不快な振動もだ
いぶ緩和されるではないかと思います。
やっぱ、ハンドルはクルマを操作するための、重要な「舵=かじ」で
すからねー。
ハンドルがグラグラしたり、フワフワしたり、ガタガタしたりするの
は、運転していてもひじょうに不愉快なのです。
そういった意味では、今回のリビルトはかなり体感度が変わるものに
なると思うので、期待大です。

また、新しいフロントエンドのドライブフィールは、後日クルマが戻
って来たらお伝えしたいと思います。

NEW PANELS 2


きのうの続きの、ザ・プッシー・ワゴンの新しい内装パネルをご紹
介いたしましょう。
新しく付けられたドアパネルは、こんな感じです。
まずは、運転席側から。
IMG_0458.jpg
IMG_0460.jpg
ドアハンドルは、この女体を使用。

そして、助手席側はこんな感じです。
IMG_0448.jpg
IMG_0450.jpg
助手席側のドアハンドルは、こんな格好の女体を使用してます。

このゴールドとパープルのツートンはですね、将来的に内装を全部
やり直したいと思っていまして、その時にトロフィー・クィーン
バッグに使われているような、メタル・フレイクのビニール・レザ
ーの、ゴールドとパープルを使って、シート、ドアパネルなどをす
べてタックンロールにしたいと思ってまして、そのイメージでゴー
ストにペイントしてもらったのです。
予想通り、「下品」になったので大満足です。

トラッディッショナルな、ロッド&カスタムもKOOLではありま
すが、ワタシには絶対に向いてませんからね。
個人的には、チョッパーズのジョン・フィッシュが乗っているウエ
スターガード・スタイルの36年フォードが大好きなのですが、ワ
タシがあれを乗ったとしても、自分でも「似合ってねーなー」と思
います。
やっぱりワタシには、この下品でセンスのないザ・プッシー・ワゴ
ンがベストマッチなのです。

とりあえず、これでしばらくの間は、また楽しくドライブさせても
らいます。
今回のドアパネルを作るには、ゴースト以外にも彼の友人たちであ
る、森ブラザーズ、RUSHの新町くん、そしてBACKS CUSTOM
CYCLEの石塚くんなどが協力をしてくれたそうです。
みなさん、ありがとうございました!!

NEW PANELS


きのうは予定通り、ゴーストがザ・プッシー・ワゴンの新しいドア
パネルを取り付けに来てくれました。
今回のドアパネルは、ウッドボードにペイントをしてもらったもの
です。
それが、こちら。
IMG_0410.jpg
ゴーストが持っているのは、ドアに取り付けるパネルなのですが、
ゴールドとパープルのツートンカラーにペイントをしてもらいま
した。
IMG_0411.jpg
真夏の太陽は、容赦なく襲って来ます。なので、少しでも直射日光
を防ぐためテントを張って作業してくれました。

続きは、また明日。

THE PUSSY WAGON COME BACK!!


きのう、アクスルシャフトが折れて、走行不可能になってしまって
いた、ワタシのザ・プッシー・ワゴンが、無事修理を終えてパンプ
キン・サリーから戻って来ました。
YES!
アクスルシャフトが折れてから、アメリカにも問い合わせをして、
純正のパーツも見つける事ができたのですが、今後長い目で見た場
合、高年式のクルマのパーツでアップデートを図る方が賢明だろう
という、佐藤さんとの打ち合わせもあり、結局トヨタのAE86の
ホーシングをそっくりスワップする事にしたのです。
IMG_8941.jpg
これがオリジナル状態のAE86のホーシングです。
P1010010.jpg
スワップするために、余計なパーツを削り取られたホーシング。
P1010017.jpg
これがホーシングの中に通っている問題のアクスルシャフトです。
上がNASH純正の物。(折れてない方)下がトヨタAE86の
アクスルシャフトです。
佐藤さんいわく、ほとんど太さは変わらないそうです。

IMG_0390.jpg
無事修理を終えて、洗車もしてもらいピカピカのザ・プッシー・
ワゴン。これで、またガンガンと走れます♪
IMG_0393.jpg
サーフィン友達であり、頼れる主治医の佐藤さん。ほんと、佐藤
さん様様です・・。感謝!!

実際、AE86のリアエンドは一切ナロードなど加工無しでスワッ
プできたのですが、ファイナルのギア比がNASHとは違うため、
乗った感じは低回転域のトルクはモリモリとあるのですが、高速域
でどれぐらい引っ張れるのか、まだ高速走行をしてないので、未知
数なのです。
近い内に高速走行をテストしてみて、もし高速域があまりのびない
ようだったら、ファイナルギアを変更してみようと考えています。
もしも高速域が、いまいちだったとしても、そこはAE86のため、
アフターマーケットでファイナルギアが色々と出ているのです。

詳しいリポートは、次号のBURNOUTでも取り上げる予定なの
で、お楽しみに。

それにしても、佐藤さんの柔軟な物の考え方って、本当に敬服して
しまいます。
「オールドアメリカンだから、こうじゃなきゃいけない」みたいな、
考えではなく、ワタシのクルマの使い方、乗り方を考えてくれた上
で、適確な判断、そして提案をしてくれる。
もちろん、長い目で見た時の、メンテナンス性やコストなども考慮
して・・・。
ほんと、彼のような主治医に大事な愛車を面倒みてもらって、あり
がたいなと思ってます。
佐藤さん、ありがとーーーーーーー!!

あっ、ちなみにトヨタのAE86ってクルマがわからない人もいる
と思うので、この画像を貼付けてみます。
マンガや映画などでも有名な、「頭文字D」の主人公が乗っている、
あの白いクルマが、AE86ってクルマです。
ちなみに、AE86のパーツを組んだからとといって、ワタシはド
リフトをするつもりはありませんが・・・。
ていうか、できません・・・(笑)
initial_D.JPG


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