きのうは、クワと一緒に自由が丘にある、
M&SMITHに朝から
行って来ました。
というのも、今度のK.K.NOW SPECIALの告知を、ス
ケーターやサーフ関係の方々にしたいと思っていたのですが、ワタ
シたちは全然その辺の方たちのコネクションが無いため、M&SM
ITHの名物(?)店長、708ことナオヤくんに色々教えていた
だきに行って来たのです。
とりあえず、待ち合わせ時間の11時半に現地着。
自由が丘という町にはおよそ似合わない、ザ・プッシー・ワゴンで
訪れたワタシとクワを、ナオヤくんとコータくんが迎えてくれまし
た。
右がナオヤくんで、左がコータくんです。
2軒あるショップを見させていただき、ほどなくしてすぐお隣にあ
る、ルード・ボーイ・カフェにてランチを食べながらミーティング。
このルード・ボーイ・カフェは、
ラインオンカレーという名称で、
デリバリーサービスもやっていて、それこそゲットーでおこなわれ
るケンさんや工藤さんたちのカスタム・ショップでのイベントでも
毎回出店している、おいしいカレー屋さんなのです。
とりあえず、みんなバラバラのカレーを注文して、ちょっとずつ味
見しました。
左から鶏肉とトマトのカレー、チキンカレー、ほうれん草とチーズ
のカレーです。ナオヤくんが頼んでいた、ほうれん草とチーズのカ
レーがめちゃおいしかったです。
そして、ランチを食べながらのミーティングを一通り終えて、おな
かもふくれた所で、ワタシのショッピングタイムに変わりました。
というのも、実はワタクシ、地元にいる時はちょっとした買い物の
際にアメリカで買ったロングのスケボーで出かける事が多々あるの
ですが、その魅力にすっかりはまった今、「もっと小さくて、簡単
に持ち歩ける小さなスケボーがあったら、もっと便利なのになー」
って思っていたのです。
例えば先日、パラダイス・ロードにお邪魔した時に、新幹線で行っ
たのですが、地下鉄の駅からパラダイス・ロードまで徒歩で約10
分くらいあったのですが「こんな時スケボーがあったら、すんごい
便利なのに」と思ったのです。
それからというもの、「手軽な小さなスケボー」というのを、常に
探してました。
そして今日、最初にM&SMITHに入った時に、一番最初に目に
飛び込んで来た、小さなスケボーがあったのです。
それをすかさず手に取ったワタシは「これは何?」と聞くと、ナオ
ヤくんは「それは、
ハーヴェストっていブランドで出してる、古く
なったスケボーのデッキを削って再生した、リシェイプデッキです」
と言われました。
要は、ガンガンと使われた古くなって傷んだデッキの使える部分だ
けを残して削った、再使用デッキなのだそうです。
「へえー、こんなのあるんだー!!」と感心しきりのワタシに「こ
んなトラックを組んで、こんなウィールを組むといいですよ」と、
ナオヤくんがアドバイスをしてくれ、ワタシとしても「ちょうどこ
んな小さいスケボーを探してたんだよねー」という気持ちもあった
ため、思わずその場で即決して、「ください!」って言って組んで
もらっちゃいました。
なれた手つきで、どんどんと組んで行くナオヤくん。あっという間
に完成しました。
左は、まだプロトタイプですが、ナオヤくんの第2弾シグネーチャ
ーモデル(アートワークはケンさんが描いたものです)と、右がワ
タシが今日買ったスケボーです。
上の写真を見比べてもらうとわかると思いますが、右のものは相当
小さいですよね。
でも、このデッキも元々は、左のデッキぐらいの大きさだったので
す。
それを、使えない部分は削り、再生されてまた販売されていました。
そして、出来上がったばかりのワタシの板をナオヤくんが、試乗し
てくれたのですが、やはりサーフスケーターズの総合4位、スケー
ト部門では3年連続チャンピオンなだけあって、めちゃくちゃうま
かったです。
下の写真なんか、人がやってるのを見ると簡単そうに見えるんだけ
ど、実際に自分でやると難しいんだろうなー・・・。
ちなみに、自宅に帰って来てから、自分がいつも乗っているロング
の板と比べてみました。
まさに、大人と子供ですね。
左が今まで乗っていたロング。右は今日ゲットしたミニ。
実は、アメリカのスワップミートで見つけた、まだ「スケートボー
ド」という名称がなかった頃の、60年代初頭の「サイドウォーク
・サーフボード」という名称のスケボーを持っているのですが、ま
さにそのデッキと同じサイズでした。
下がそのサイドウォーク・サーフボード。モデル名は「シャーク」
といい、なんと会社名は「NASH」というのです。
このNASHというボードメーカーは、それこそ1954年の創業
から、2年前の2006年までスケートデッキを生産していたので
すが、2007年に工場が火事になり、その後はスケートデッキの
生産はやめ、現在はウェイクボードなどを作っているメーカーとし
て存在しているそうなのです。
この下の写真を見ると、本当にサイズが一緒なのがわかります。
下が鉄のウィールのついたNASHの板。まだトラックと呼べるよ
うなパーツはなく、もろにローラースケートのウィールをそのまん
ま流用した感じがたまりません。そして、上が今日のミニボードで
す。
思ったのですが、ていう事はですよ、このNASHの板に付いてい
るローラースケートのウィールを外して、新たに穴を開けて現代の
トラックとウィールを付ければ、まさに今日ゲットしたものと同じ
ようなスケボーが完成するって事ですよね?
クルマに例えるなら、ボディは当時のまんまで、足回りなどを現代
のものにスワップするという感覚でしょうか。
うーん。そしたら、60年代のNASHの板でスケボーが楽しめる
って事かー・・・。
ナイスアイディアですね。
今度アメリカに行った時に、ちょっとまた同じようなNASHの板
を探して来て、今度作ってみたいです。
デッキテープは、透明のものを貼れば、デッキ面のシャークのデザ
インも見えるしね。
という訳で、ひじょうに子供に返った一日でした。
ナオヤくんに、「今度ランプ行きましょう」って誘われました。
悪魔の誘惑か??
とにかく、ナオヤくん今日はいろいろありがとう。
またお店の方、遊びに行きます。