USA REPORT
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UNTILL 5AM
おはようございます。
今朝は、結局朝5時までリックのスタジオでMr.Gとマコトが仕
事をしていたため、帰宅は朝6時過ぎでした。
といっても、ワタシはリックのスタジオの床で爆睡してましたが。
いやー、それにしても彼らの集中力は大したものです。
マコトにいたっては、夕方の5時過ぎから仕事を始めて、終わった
のがほぼ12時間後。
それでは、そのマコトが仕上げた大作をご覧下さい。
これだけの大作を集中力がぶれる事なく仕上げるマコト。
大したものです。
Mr.Gは以前仕上げたデスクを再度ピンストライプで仕上げてま
した。
こんな感じで、二人は朝まできっちり仕事をこなし、あらたにアメ
リカにて功績と足跡を残したのです。
お疲れさまでした。
Mr.G & MAKOTO GOES TO MUSEUM!
いよいよ今週の土曜日は、LAでも屈指の大きさと権威を誇る、ト
ラック16・ギャラリーにて「KUSTOM JAPAN」のショ
ーが開催されます。
いやー、トラック16・ギャラリーといえば、本当にLA近郊のア
ーティストなら憧れのギャラリーで、ここでソロショーができれば
それはもう一流アーティストの仲間入りと太鼓判を押されたような
もので、ひじょうにステイタスの高いギャラリーなのです。
そんなトラック16のショーに参加をするMr.Gとマコトは、今
年の8月にフォレスト・ロウン・ミュージアムで行われる、「IN
SEARCH OF TIKI=イン・サーチ・オブ・ティキ」と
いうティキをテーマにしたグループショーに参加する事になったの
です。
ここは、ミュージアムという位の場所なので、「ギャラリー」では
なく、「美術館」のためさらに格式が高く、正直この話をいただい
た時は、「日本人カスタム・カルチャー・アーティストたちも、い
よいよ美術館に作品を出展させてもらえる時代になったか」と、ひ
じょうに嬉しく感じたものです。
今回この素晴らしい話を提案してくれたのは、ワタシの古くからの
友人の一人のジェフ・フォックスで、彼はバラクーダ・マガジンの
編集長でもあり、またコップロ・ネイソン・ギャラリーのダグ・ネ
イソンや、グレッグ・エスカランテなどにも認められている人物で、
ティキなどにはかなりの知識のある人物で、今回もこのショーのキ
ュレイターの一人でもあるのです。
そんなジェフと今日は、その美術館の下見に行って来ました。
キュレイターのジェフと一緒に記念撮影するMr.Gとマコト。
これが、フォレスト・ロウン・ミュージアムの外観です。
ギャラリーではなく、美術館ですからね・・・。ひじょうにおごそ
かな外観です。
いやー、今から8月が楽しみですね。
なんせ、日本人カスタム・カルチャー・アーティストとしては初の
出来事ですから。
まさに、Make a historyなのです。
ローマは一日にしてならず。
CABALLERO PRACTICE
きのうは、ほぼ半日スティーブ・キャバレロの練習に付き合い、オ
レンジ・カウンティにあるヴァンズのスケートパークにいました。
レジェンド・プロスケーターの彼の練習シーンは、なかなか迫力が
あり、間近にスケートしてるシーンはそれだけで見ていて楽しかっ
たです。
顔見知りのスケーターたちと談笑するスティーブ。
この中にも、何人ものプロスケーターたちがいました。ワタシは、
全然誰が誰だかわからないけど、キャバレロが色々な人を紹介して
くれたのです。
本当はもっと迫力のある写真を撮りたかったのですが、なんせスケ
ートシーンなんて撮った事がなかったので、こんな写真しか撮れま
せんでした・・・。
また、アーティストとしても最近は注目されているキャバレロは、
練習後彼のホテルの部屋で、彼のスケチッブックを見せてあげるよ
と言われたので、みんなで彼のホテルの部屋にお邪魔させてもらい
ました。
今回同行しているユリさんの作品を観るキャバレロと、キャバレロ
のスケッチブックを観るMr.Gとマコト。
そうそう、あと今回キャバレロから聞いたのですが、実は彼は日系
3世のアメリカ人なのだそうです。
なんでも、元々の姓は「ナカハラ」さんというらしく、彼のおじい
さんは日系1世の純粋な日本人。そして彼のお父さんは、2世だっ
たそうなのですが、40年代に第二次大戦が始まり、アメリカに残
り、なおかつネイビー(海軍)に入り日本と戦う事を決めたお父さ
んは、「ナカハラ」の姓を捨て、「キャバレロ」姓に変えたそうな
のです。
スティーブ・キャバレロ自体その事はまったく知らずに育ったので
すが、1995年にお父さんが亡くなり、そこで戸籍などから実は
自分が日系3世で、姓がナカハラだったという事を知ったそうです。
たしかに言われてみれば、日本人の面影が彼からは感じます。
うーん、なかなか興味深い話です。